第28回全国トンボ・市民サミット名取大会
大会が盛会のうちに終了しました。参加された皆さま、ご支援いただいた多くの皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました。
次回の大会は、茨城県涸沼大会になります。また、来年お会いしましょう。
報道機関各位 周知、取材などよろしくお願いします。 2017.7.223
「第28回全国トンボ・市民サミット名取大会」のお知らせ
テーマ「震災復興と生物多様性への取り組み」
開 催 日 2017年7月29日(土) ~ 30(日)
会 場 サッポロビール株式会社仙台工場 ゲストホール
(名取市手倉田字八幡310-1 サッポロビール園北側奥)
東日本大震災から6年が経過し、全国から多くの支援をいただいていますが、その全国的なネットワークを生かしながら、震災からの復興と生物多様性について考える市民レベルの全国大会を開催します。市内で活動する団体が手をつなぎ、全国の方々に復興の現状を見ていただき、これまでの支援に感謝するとともに、意見交換を交えながら、これからの取り組みについて考えます。
名取市で開催すること
○地域で活動してきたそれぞれの団体が初めて顔をあわせ、横の連携を深めることができた。
○広浦にヒヌマイトトンボ、コバネアオイトトンボが生息していて、津波で壊滅状態
○防潮堤の海側と陸側では、生態系も異なり、それを配慮して復興等の活動を展開。
○被災した沿岸部に、松をもう一度植えることで、植物や虫、動物が少しずつ戻ってきている。
山から海まで自然豊かな名取市ですが、身近な自然が大津波で失われて、初めてその大切さに気づく。復興も進んでいるが、インフラ整備に加え、心豊かに暮らすための自然環境も大切だと強く感じ、名取大会のテーマを「震災復興と生物多様性への取り組み」とし、全国の皆さんと意見交換を行う。
全国トンボ・市民サミットとは?
トンボをはじめ野生生物が生息できる、自然環境を大切にするまち・地域づくりを目的に、1990年から毎年全国を回りながら開催している。
名取大会への参加状況 (7/21現在)
鹿児島、兵庫、長野、和歌山、大阪、福井、三重、静岡、神奈川、東京、茨城、千葉などから80名弱
名取大会の内容
平成29年7月29日(土)
13:30~ 視察ツアー (サッポロビール仙台工場集合/名取市の沿岸地域)
「防潮堤の海側(砂浜・ハマボウフウ)と陸側(海岸林・マツ)の再生、被災地現状(語り部)など」
18:00~ 交流会 (サッポロビール園)
平成29年7月30日(日)
10:00~ 開会式・本大会 (サッポロビール仙台工場ゲストホール)
基調講演1 「昆虫の興味深い生態と生息環境変化による昆虫への影響」
講師 日本鱗翅学会東北支部幹事・宮城昆虫地理研究会代表 阿部 剛氏
基調講演2 「震災後宮城県から限りなく絶滅状態になってしまったトンボ2種」
講師 日本トンボ学会会員・東北大学大学院農学研究科教授 牧野 周氏
12:00~ 昼 食 (みやぎ生協名取西店 2Fホールへ移動)
12:30~ 震災からの復興 (震災復興と生物多様性への序章)
講師 名取市海岸林再生の会 会長 鈴木英二氏
13:00~ 事例発表 と グループ討議、報告
コーディネーター 尚絅学院大学 環境構想学科 准教授 鳥羽 妙氏
本大会のテーマ「震災復興と生物多様性への取り組み」について、名取市内で活動
する事例報告の後、グループ討議で意見交換を行います。
14:50~15:00 閉会式
次回開催地への引き継ぎ式
名取市内の参加団体
名取市海岸林再生の会 / 名取ハマボウフウの会 / キラキラパルク増田西 /
ゆりりん愛護会 / 十三塚みどりの会 / 尚絅学院大学尚絅の森プロジェクト /
増田川流域のタナゴ・メダカ保護活動 / ボーイスカウト名取第1団
参加申し込み
参加希望の方は、7/30(日)のみ可能ですので、下記まで連絡をお願いします。
連 絡 先 名取大会事務局 担当 大久保主計(ちから)
・住所 〒981-1231 宮城県名取市手倉田字諏訪288-3
・TEL 070-5476-1881 (FAX 022-382-4602)
・E-mail balloon-boy@live.jp ・HP https://balloon-boy.wixsite.com/tombo